戦略の要諦

PMVVや長期的な数値目標が大事、なのではない
  • 長期/数値は、根拠のない願望の温床になる
  • 戦略と戦術の差は時間軸ではなく、視野の広さ
直面している、困難かつ複雑な「課題」が大事
  • 成長鈍化は、課題ではなく結果
  • 見えない/見たくないところも探す (部屋の中の象)
「戦略」は選択と集中
  • 何の課題が最重要かつ解決可能か (なぜそれが重要か? 困難か? 複雑か?)
  • どこに何のリソースを集中させるか (どこなら勝てる? 他者との差分はどこ?)
戦略の鋳造
  • 過去5年間で最大の変化は? 受けた影響は?
  • 従来5年間で最大の変化は? 最も問題に、チャンスになりそうなものは?
  • 過去5年間での成功は? 困難は? 打破できた要因は?
  • 過去5年間での失敗は? 原因は? 他のやり方があった?
  • 現在の優先度が高い問題は? それに対する取組みは?
  • 最も重要な課題2つは? 解決を阻む問題は?
  • 構造的な問題は? 重要課題の解決を阻むもの?

 

個人に当てはめるのであれば、「信頼される人間になる」や「XX歳までに年収XX万円」というのは願望であって、戦略ではない (目標でもない)。

感覚的には、成功につながると明らかなのに取り組めていないものを見つけ出して (Where)、その取り組みに係る問題点を探る (Why) ことが、戦略策定のスタート。