トリーズの発明原理40

  • 分割してみたら? 分離してみたら? 偏らせてみたら? 変形させてみたら?
  • 組み合わせてみたら? 共通部分を作ったら? 入れ子にしたら? 釣り合いを取ったら?
  • チャージしておいたら? 仕込みをしておいたら? カバーしたら? 等位にしたら?
  • ひっくり返したら? 丸めたら? 可動部を作ったら? テキトーにしてみたら?
  • 次元を増減させては? 振動させたら? パターンを持たせたら? 連続させたら?
  • 一瞬だけ実行しては? 害を転じれない? フィードバックで上手くいかない? 媒介を挟んでみては?
  • 自動化できない? シミュレーションできない? 使い捨てにしてみては? デジタル化できない?
  • 流体にできない? 薄膜にできない? 多孔質にできない? 色を変えると? 均質にすると? 複合材料を利用すると?
  • パラメータを変更できない? 液体・気体・個体を変えてみると? 熱膨張を利用すると? 高濃度にしてみると? 不活性にしてみると?

論点・仮説・示唆のようなコンサル道具が数多くあるように、二律背反・矛盾を解決するための切り口が列挙された本。

問題解決と価値創造の全技法

  • 論点思考とは、チョーク(窒息)しているポイントを見つけること
  • 仮説思考では、イシューツリーやマトリクスで問題を構造化した上で、目線を変えて、構造から抜け出すことが大事 (盲点をつく、虚をつく、逆張り)
  • 二律背反・矛盾する要求を解決できると強い
  • 問題対処の順番は WHAT? > WHY? > WHY NOT YET? (なぜそうなってしまった?) > HOW?
  • 大事なこと:①本当の課題を見極めること、②インプットを高次元で結び合わせること、③理想型から逆算すること

もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果を上げる法

  • 差別化が利益の源泉
  • 資源配分ができることの全て
  • 勝ち筋はニッチか規模
  • 感度良い切り方を選ぶ
  • 競争相手がいることを意識する (平均コストの罠)
  • 定量的に話す
  • 突破なアイデアではなく、正しい課題設定と古典的な解決法 (枯れた技術の水平思考)
  • 論点も逐次更新されるべき

必ずできる。

価値ある仕事をするためには、①高い目標を掲げ、それを達成するために、②既存の制約条件を無効にする必要がある。

この必須条件2つに加えて、③好奇心を持つ、④多方面から考える、ということも重要。

これら①〜④を念頭に置いた思考が、「必ずできる」思考である。