「暗記する」戦略思考

  • ある問題について、論点を考えるのか、戦略を考えるのかを明確にする。「論点思考」は問題をどう設定するか、「戦略思考」は問題解決の道筋をどう付けるか。
  • 戦略を考えるのなら、調べるのか解くのか。調べるなら、行動を分岐させる問いを調べる。
  • 解くなら、フェルミ推定でスピーディーに解くのか、普通にじっくり解くのか。
  • じっくり解くなら、①問題文中の言葉一つ一つについて、なぜそれが選ばれたのかを、類義語・対義語と比較しながら検討し (他の世界線を見る)、②今後の判断に関わりそうな要素を決め打ちし、③登場人物を洗出し (主役、敵、共通の敵、客、味方、王様)、④問題に至った経緯に思いを馳せ、⑤生態系がどう変化するかの未来に思いを馳せ、⑥キーパーソンの思考分岐をトレースする。

問題解決をする際に、打ち手バカ (コインの裏返し) をしないための方法が書かれている。

「言っていることは分かるが、個別事項でそんな発想は出てこない」と言いたくなる部分が多々ある (リアリティ・スウィッチとか、各種打ち手とか)。

こういった部分は、他の方法で補う必要がある。